治療内容
二重まぶたのプチ整形<気軽にできる二重手術>
プチ整形と本格的な手術の違い
プチ整形ってどんなもの?
テレビや雑誌などで耳にする事の多いプチ整形という言葉はメスを使わない簡易な美容外科手術を指します。 流行語から定着したものなのでハッキリとした定義はありませんが、おおむね以下のような条件になります。
- メスを使わないので傷が小さい(傷の治りが早い)
- 麻酔の量も少なく短時間で終わる
- 抜糸・通院の必要が無く早く普通の生活に戻れる
- 仕上がりが不満な時も簡単に施術前の状態に元に戻せる
本格的な切開を伴う手術の場合はどうしても痛みや腫れなどの症状が長めに残りやすく、また「傷が残るのではないか?」「元に戻せない」などの抵抗感があるため踏み切れない方も多くあります。
そういった欠点を解消させた新しい技術が生まれ、プチ整形と総称されて急速に広まって来ました。
しかし美容外科の技術は日々向上しており、本格的な手術でもデメリットは確実に減ってきています。
目的に合わせて技術を使い分けることで満足のゆく仕上がりを得られるように、プチ整形も本格的な美容整形も選択肢のひとつとして知識を持っておくことが重要です。
POINT
・プチ整形だけでは作れない仕上がりも多い。
・時間が経つと完全には元に戻せない場合がある。
・何らかのアクシデントで施術前の状態に戻ってしまうことがある。
長所の多いプチ整形にもこのような欠点はあります。またクリニックによって定義に差があるためにメスを使ったり元に戻せない場合でも簡単な施術は全て「プチ整形」と呼ぶこともあります。
二重まぶたの手術
2種類の二重まぶたの手術法
二重まぶたの手術には大きく分けて「埋没法」と「切開法」の二種類があります。
このうち一般的にプチ整形と呼ばれるのは埋没法による二重まぶた手術です。
この二つの基本技術を組み合わせることで、希望通りの二重まぶたを作ることが出来ます。
糸を止める箇所や数・切開する大きさなどを変えながら、それぞれの利点を生かして組み合わせる事で一方の技術だけでは出来ない様々な仕上がりの二重まぶたを作ることもできます。
なりたい二重のタイプを決めよう
目元のタイプで最適な手術方法は違う
プチ整形の代表格である埋没法の二重まぶた手術は身体への負担も大変少なく、元のまぶたに戻したり後から幅を調節するのも簡単なので現在では二重まぶた手術の主流になっています。
しかしまぶたについた脂肪の量・蒙古ひだの有無・クセのつきやすさなどの個人差があるために希望通りの仕上がりにするために埋没法だけでなく切開法を必要とする場合もあります。
POINT
違和感無く仕上げるためには医師の経験に基づくアドバイスを受けて慎重に選ぶ必要があります。
メイク感覚で受けられるプチ整形の登場で若い方を中心に美容整形への抵抗感も薄れてきたため本格的な二重まぶた手術の前のお試しとして埋没法を用いることも一つの選択肢になっています。
料金
二重埋没法(一般) |
88,000円 |
二重埋没法(学生) |
66,000円 |
二重切開法 |
165,000円 |
実際の治療例
施術前の準備
手術前には同意書へのご署名をいただきます。未成年の方には保護者の方のご署名も必要になります。
埋没法の場合でも最短で3日程度施術部位に腫れが生じます。切開を伴う手術の場合は腫れや赤みが出る期間が更に長めになります。翌日には身体的に日常生活への制限がほとんどなく普段通りに過ごせますが、腫れなどが気になる方は連休や長期のお休みに合わせて施術を受けられることをお奨めします。
施術の流れ
Step
ご希望の形になるように医師がカウンセリングを行います。
Step
施術部位にマーキングをし、麻酔を注射します。
Step
<埋没法>
まぶたの裏側から2〜3カ所に糸をかけて二重のラインが出るように止めます
極細の医療用の糸を使用して1〜3mmほど止めるだけなので傷が目立つ事はありません。
<切開法>
皮膚を切開し邪魔になる部分の組織を切除します。
二重のラインに沿って癒着させるように組織の内側を縫い合わせます。
Step
<埋没法>
15〜30分程度で終了し、その後は異常が見られない限り来院の必要はありません。
当日は帰宅後2時間おきに10分程度患部付近を冷やすと腫れを落ち着かせるのに効果的です。
<切開法>
4〜5日目に患部の抜糸をします。
腫れが落ち着くのに10日〜2週間ほど、患部の赤みが治まるのに1〜2ヶ月ほどかかります。
終わったあと
- 二重まぶた手術後は施術部位が腫れた状態になりますが数日間で元に戻ります。化粧品で隠せる程度ですので翌日から平常通りの生活が出来ます。
- 施術当日はコンタクトレンズの使用、目元のメイクをお避け下さい。翌日からは普段通りに使用できますが数日間はなるべくお控え下さい。(切開法による手術の場合は抜糸までお控え下さい)
- 施術当日は目元が水で濡れないように洗顔時や入浴時にご注意下さい。
- 目の周囲を強くこすらないように注意して下さい。
注意すべきポイント
<埋没法>
埋没法による手術は、確率は低いものの強い刺激などで糸が外れることがあります。また仕上がりが気に入らない、元に戻したいという場合に確実に元のラインに戻せる期間の目安は施術後2〜3ヶ月、ほぼ確実と言える期間の目安は1〜2年、その後は個人差が大きく戻せる場合と戻せない場合があります。
<切開法>
切開法で施術した箇所は完全に元に戻すことはできませんが、二重のラインを狭く修正するなどの部分的な再手術は受けることができます。基本的には一度切開した部分への再手術は困難な場合が多いので施術前に医師の充分なカウンセリングを受けて下さい。
施術を受けられない方
- 妊娠している方、または授乳中の方
- その他、施術前の診察で既往症・服用している薬・皮膚の状態などで不適合と診断を受けた方