肌の一番外側には「角質層」があります。角質層は外部の刺激から肌を守り、肌内部の水分を逃がさない役目をしています。ところが、この角質層が乾燥などで乱れるとバリア機能が低下します。
バリア機能が低下すると外部からの刺激を受けたり、異物の侵入を許してしまったりした肌は「炎症」を起こしやすくなります。
そして、炎症を抑えるためにB細胞や免疫細胞、リンパ球などを患部に送り届けようとして、皮膚の下の毛細血管が一時的に拡張します。その際、表皮は0.2mmという薄さのため、毛細血管が透けて赤く見えるのです。