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二重整形は美容整形の中でも気軽に受けられる人気の施術です。二重整形には埋没法と切開法があり、それぞれ仕上がりの違いやメリット・デメリットがあります。
理想の目元を手に入れるために、予算やダウンタイムを考慮したうえで、自身のまぶたの状態に合った施術法を選ぶ必要あります。二重整形で後悔しないためには、医師によるカウンセリングでシミュ―レーションを行い、仕上がりのイメージをしっかり共有することが大切です。
ここからは、二重整形の埋没法・切開法の違いやメリット・デメリットについて詳しく解説します。二重整形を検討している人は、ぜひ最後まで目を通してください。
二重整形には、二重ラインを糸で作る「埋没法」とメスで作る「切開法」の2種類があります。
二重整形は手軽にできる美容整形として幅広い年代から支持されています。後悔しないためにも埋没法と切開法の違いを理解し、自身のまぶたの状態に合った最適な施術法を選ぶことが大切です。
埋没法は、医療用の糸でまぶたを留めて二重ラインを作る方法です。メスで切開しないため、ダウンタイムが比較的短いのが特徴。施術時間も10分程度と短く、体への負担も少なくて済みます。
仕上がりに満足いかなかった場合に、やり直しできるのも埋没法のメリットのひとつです。
料金もリーズナブルで、手軽に受けられるプチ整形として人気ですが、糸が緩んだり切れたりして元に戻る可能性があります。また、まぶたに厚みがある人には適さないケースもあります。
埋没法はメスで切開しないため、ダウンタイムが短く、まぶたへのダメージが少ないメリットがあります。一方、まぶたの状態によっては理想の二重ラインを作ることができないデメリットも。
ここからは、埋没法で二重整形するメリット・デメリットについて詳しく解説します。
ダウンタイムが短い
埋没法はメスで切開しないため、ダウンタイムが短いメリットがあります。極細の糸と針で二重ラインを作るため、まぶたへのダメージが少なくて済みます。
埋没法のダウンタイムは一般的に2日から1週間程度で、術後10日ほどで自然な二重ラインに仕上がります。ただし、ダウンタイムには個人差がり、施術内容や目元の状態によっては長引く可能性もあります。腫れがなかなか治まらないなど、気になる症状があれば、医師に相談しましょう。
短時間で施術が終わる
埋没法の施術時間は10~15分程度と短いメリットがあります。
術後も抜糸で通院する必要がないため、仕事や学校が忙しくて時間が取りづらい人でも、無理なく施術を受けられるでしょう。
デザインのやり直しがきく
埋没法はまぶたを糸で留めるだけの施術で、糸を取れば簡単に元の状態に戻すことができます。そのため、仕上がりに満足できない場合でも、やり直しできるメリットがあります。
なかには保証期間を設けているクリニックもあり、保証期間内なら無料で再施術できることも。術後の仕上がりに不安がある場合は、保証内容についても確認しておきましょう。
ただし、埋没法だからといって何度もやり直しできるわけではありません。繰り返し施術することで、まぶたに大きな負担がかかるため、再施術は3~4回までが限界とされています。
糸がとれることがある
埋没法は、術後に糸が緩んだり切れたりすることがあり、二重ラインを永久的に維持することができません。
糸の留め方によっても異なりますが、持続期間は一般的に3~5年ほどです。永久的に二重ラインを維持できるという認識で埋没法の施術を受けると、将来的に後悔する可能性があるため注意してください。
副作用が出ることがある
埋没法はメスを使用しないため、肌への負担が少なくて済みます。ただし、場合によっては術後に腫れや内出血、炎症などの副作用が起こることもあります。
副作用の症状は時間の経過とともに落ち着くことがほとんどで、過度に心配する必要はありませんが、症状が長引く場合は早めにクリニックを受診しましょう。
まぶたが分厚い人には不向き
まぶたの状態によっては、埋没法の施術が適していない可能性があります。
まぶたに脂肪が多く厚みがある人は、糸にかかる負荷が大きくなり、術後に糸が取れやすくなります。また、まぶたのたるみが強い場合は、二重ラインを作るのが難しく、理想のデザインに仕上がりにくい傾向にあります。
切開法は、まぶたを切開して二重ラインを作る方法で、二重を半永久的に維持できるメリットがあります。
切開する際に、まぶたの余分な脂肪や皮膚も除去できるため、まぶたに厚みがあり埋没法を受けられない人でも、理想の二重まぶたを手に入れることができます。施術にかかる時間は30~60分程度で、ダウンタイムは2~3週間ほど続きます。
切開法は一度施術するとやり直しが難しいため、施術前のカウンセリングで医師としっかり意思疎通することが大切です。
切開法は細かくデザイン調整できて、半永久的な効果が期待できるメリットがあります。一方、一度施術するとやり直しがきかないデメリットも。
ここからは、切開法で二重整形するメリット・デメリットについて詳しく解説します。
半永久的な効果が期待できる
切開法は二重ラインを半永久的に維持できるメリットがあります。全切開法は二重整形の中でも特に二重ラインを長期間維持できる施術です。
切開法はまぶたの内部構造を作り替える施術で、縫合後に組織が再生する際に、二重ラインに沿ってまぶたの筋肉や皮膚が癒着します。そのため、もともと二重の人と同じようなまぶたの内部構造に仕上がります。
細かくデザインできる
切開法は要望に応じて細かくデザイン調整できるメリットがあります。幅の広い二重まぶたにしたい・自然な二重にしたいなど、希望に合わせて二重ラインを形成できます。
二重のデザインにこだわりたい人や、埋没法では理想の二重まぶたに仕上がらなかった人にもおすすめです。
まぶたの脂肪を除去できる
切開法は、まぶたの余分な脂肪や皮膚を除去できるため、まぶたが分厚い人やたるみのある人でも、無理なく二重ラインを作ることができます。
二重ラインを作る施術と同時に脂肪除去やたるみ取りができるため、効率よく理想の二重まぶたに仕上げることができるでしょう。
やり直しがきかない
切開法は、一度施術するとやり直しできません。術後に仕上がりのイメージとは違う・デザインを変えたいと思った場合でも、埋没法のように元の状態に戻すことができないため注意してください。
後悔しないためにも、施術前の医師とのカウンセリングで、理想の仕上がりのイメージを十分に共有することが大切です。
ダウンタイムが長引く
切開法はメスを使用するため、埋没法に比べてダウンタイムが長くなるデメリットがあります。
ダウンタイムには個人差がありますが、切開法はまぶたへの負担が大きくなるため、術後の腫れや内出血が目立ちやすい傾向にあります。学校や仕事の再開の目安について、事前に医師に確認しておきましょう。
料金が高い
切開法は埋没法に比べて料金が高額になります。埋没法の相場は1~15万円ほどですが、切開法の相場は20~40万円ほどになります。
二重整形は自由診療で、クリニックによって術式や料金が異なります。予算内で施術できるかどうかも含めて、複数のクリニックを比較してみましょう。
埋没法は二重幅を広く取りやすく、二重がはっきりした見た目になります。一方、切開法では二重の食い込みがはっきりした印象になりますが、埋没法ほど二重幅を広く取ることができません。
埋没法は二重幅を広く取りやすく、二重がはっきりした見た目になります。また、医療用の極細糸でまぶたを留めるため、二重の食い込みは浅くなります。
仕上がりに不満がある場合でも、やり直しできるのが埋没法のメリットです。二重整形が初めての人で、まずはお試しで施術を受けてみたい人におすすめです。
切開法はまぶたを切開する施術で、二重の食い込みがはっきりした見た目になります。また、同時にまぶたの脂肪や余った皮膚を除去できるため、腫れぼったい目の印象を改善できます。
ただし、埋没法に比べて二重幅を広くしにくい傾向にあります。ダウンタイムが3週間程度と長く、完全に二重が完成するまでに半年から1年ほどかかります。また、仕上がりがイメージと違った場合でも、やり直しが難しいのも切開法の特徴です。
クリニックによって保証内容は異なりますが、一般的に埋没法の保証期間は1~5年程度、切開法は1年以内の保証が設けられています。埋没法の持続期間は3~5年ほどで、保証があれば二重が元に戻ったときに無料で再施術を受けられます。
その他に、二重を元に戻したい場合や二重ラインが薄くなった場合、左右差をなくしたい場合にも、保証があれば無料で再施術を受けることが可能です。
埋没法も切開法も、麻酔を使用するため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。また、術後も痛み止めが処方されるため、強い痛みを感じるようなことはありません。
ただし、メスを用いる切開法は埋没法に比べて痛みが出やすい傾向にあります。
埋没法はほぼ痛みを感じない
埋没法は糸で留めるだけの施術で、痛みを感じない人の方が多いです。術後も痛み止めなしで過ごせる人が大半です。
ただし、痛みの感じ方にも個人差があり、術後2日程度は重い痛みを感じることも。痛みが気になる場合は、保冷剤で冷やしたり、痛み止めを服用しましょう。
切開法はじんじんとした痛みを感じる
切開法は術後に麻酔が切れると、じんじんとした痛みを感じることがあります。術後は痛み止めを服用し、医師の指示を守って安静に過ごしましょう。
切開法はメスを使用するため、傷が癒えるまでに時間がかかります。ダウンタイムは1ヶ月程度続きますが、徐々に症状が緩和されるため、過度に心配する必要はありません。
埋没法は以下のような人におすすめです。
埋没法はメスで切開する二重整形に抵抗がある人におすすめです。また、ダウンタイムが短く、周りにバレにくいため、日常生活への支障もほぼありません。
切開法より安いため、費用を抑えて二重整形したい人にもおすすめです。ただし、まぶたに脂肪が多く、厚みがある人は施術を受けられない可能性もあります。
切開法は以下のような人におすすめです。
切開法は二重を半永久的に維持でき、食い込みがはっきりした二重まぶたを手に入れることができます。
まぶたに厚みがあって埋没法を受けられない人や、埋没法で留めた糸が取れてきた人にもおすすめです。ただし、ダウンタイムが長く続くため、その期間に耐えられる人でなければいけません。
二重整形のカウンセリングはスッピンで行くべき?
カウンセリングの際にはメイクオフする必要があります。
ただし、ほとんどのクリニックでパウダールームを設けており、院内でメイクを落とすことができるため、化粧して来院することもできます。
二重整形後、いつからまつ毛パーマやマツエクできる?
二重整形後、1ヶ月間はまつ毛パーマやマツエクを控えてください。
術後、ダウンタイム期間中は皮膚が敏感になっているため、パーマ剤や接着剤の影響で炎症を起こすリスクがあります。
二重整形の切開法は何種類ある?
二重整形の切開法には2種類あり、目頭から目尻にかけて切開する「全切開法」と、まぶたの中央を1cmほど切開する「部分切開法」があります。
希望するデザインや二重幅、もともとのまぶたの状態によって最適な術式が異なります。カウンセリングでは、医師のシミュレーションのもと、1人ひとりに合った手術を提案してもらえます。
二重整形の埋没法は何年もつ?
二重整形の埋没法は、平均すると3~5年ほど二重の状態を維持できます。中には10年以上、糸が緩まないケースも。また、人によっては糸が緩んでも、二重ラインが定着することもあり、効果の持続期間には個人差があります。
埋没法による二重ラインの持続期間は、留める糸の点数によっても異なります。また、点で留める方法と面で留める方法があり、予算や仕上がりのイメージを考慮したうえで、最適な術式を選びましょう。
二重整形の埋没法は危険?
埋没法の瞼板法(けんばんほう)は、術後に糸が角膜側に露出するため、角膜を傷つける危険性があります。
瞼板法(けんばんほう)は、まぶたの中にある軟骨のような組織に糸をかけて、まぶたの皮膚と結び付けて固定し、二重ラインを作る術式です。術後に瞬きをしたり目を擦ったり、メイク落としの際に、角膜に傷をつけてしまうリスクがあります。
二重整形の全切開で二重が取れてしまう確率は?
二重整形の全切開で二重が取れてしまう確率はほぼ0%です。手術の際に適切に内部処理できれば、半永久的に二重まぶたを維持できます。
ただし、全切開による二重整形手術を受けると、元の状態に戻すことができません。失敗を避けるためにも、症例数が豊富なクリニックを選んでください。
二重整形の埋没法はなぜ3~4回までしかできないの?
二重整形の埋没法は、まぶたの負担を考慮すると3~4回の施術が限界となります。
何度も手術を繰り返すことでまぶたへのダメージが蓄積され、トラブルにつながるリスクが高まります。埋没法による施術を繰り返すことで、まぶたの内側に糸が増えていき、表面に凹凸ができるリスクも高まります。
二重整形の切開法のぷっくりはいつまで続く?
二重整形の切開法で、二重ラインの下がぷっくりした状態が続くのは、長くても6ヶ月程度です。
切開法で二重を形成すると、腫れている間は二重ラインの下がぷっくりして、二重幅が広く見えることがあります。時間の経過とともに腫れが完全に引いて、いずれ気にならなくなります。
運営者情報
運営者 | 医療法人社団 徳雅会 三島クリニック |
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アクセス | JR・京急川崎駅から徒歩約2分 |
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